彼はおばあちゃん子。
おばあちゃんが大好きだ。
私はまだ会った事がない。救急車で運ばれた時に、一緒について行っていろいろとお手伝いをしたけど、実際ご本人に会う事は叶わなかった。
今は無事に退院して、どこか保養所のような所にいるらしいんだけど、彼は恐くて会いに行けないでいる。
彼は、私に会わせたら安心して死んでしまいそうだと本気で言う。でも会いたいんだって。
大丈夫だから一緒に行こうって言ってるんだけど、何かきっかけがないと本当にこのまま行かない気がしてならない。会わせてあげたい。
彼はよく「梨菜ちゃんはおばあちゃんにそっくりだ」って言う。おばあちゃんだけがいつも変わらず優しかったって。私はおばあちゃんみたいに優しいって。
でもそんなに優しくできている自信がないなぁ。
そう言ってもらえるのは嬉しいけど。
彼は、また彼独特の感覚で何か感じているのかもしれない。
そういう事は私はわからない方がいいのかも。意識する優しさなんて、きっと長くは続かない。今のままでいいって事だろう。

レンタル屋さんで、荒い言葉で自分の子供達を怒っている母親がいた。
その声に私が恐くなってしまう程だった。
子供達は慣れた様子。きっといつもそうなんだろう。
怒ってる内容は、別に大声出して言う程の事でもなくて
明らかに母親の機嫌が悪さから来るモノのように見えた。
はじめは、子供が可哀想だと母親の人格を疑ったけれど、
きっとあの母親も、周りに優しく接してくれる人がいないんじゃないかと思って少し可哀想になった。
でも、そういうのって連鎖する。
その子供もどこかで同じようにイライラを誰かにぶつけている可能性は大きい。

周りの人達を穏やかにできる人でいたいな。
なんとなくそんな事を考えた。

コメント

穂波
穂波
2007年10月18日21:59

お久しぶりです。今日の日記の後半、ドキッとしました。ちょうど今エントリした日記にそんな内容を書いていたので。

そんな母親に育てられたので、子どもは持ちたくないわたしです。同じことをしてしまいそうで怖いのです。

梨菜
梨菜
2007年10月20日17:47

お久しぶりです。
ごめんなさい、なんだか脅かすような事を書いてしまいましたね。
私が日記で言いたかったのは、その子供が学校なんかで似たような事をしてしまうのではないかという事なんです。
自分がそういうモノを持っているのではないかと、自覚のある大人であれば、意識して気を付ければ大丈夫じゃないでしょうか?
私の友人にも同じような悩みを持った女性がいましたが、
今は2人の子供を産んで、とてもいいお母さんになっています。
母親と同じような事はしないと固く心に誓っているそうです。
無責任な事は言えませんが、きっと大丈夫だと思います。

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