束縛。

縛られたい願望と言うのは、心の状態が反映されていると思う。
前の結婚は、そりゃまー自由で。
それがメインテーマみたいな所があって。
おかげで、子供だった私は全てを壊すほど暴走してしまったんだけど。
でも、自由と言うのもくせ者。
自分で考えて、自分のしたい事を探して、あーでもないこーでもないと悩むわけです。
そして、変に真面目な所があるから、迷ったままの心で
自分では非常に大人な理想像を掲げ、それに向かって突っ走る。
頑張る事、我慢する事、そういうモノを少しずつ混ぜて、好き勝手やる。
周りも、こいつは何か信念があるんだろうと認めてしまう。
でも、結局迷走して疲れちゃって、誰か正解を教えてくれよと途方に暮れる。
自信がないのに、何をしても、それもアリだと言われると、真実はどこにあるんだ？どうやって自分のしている事が正しいのか確かめればいいんだ？ってなっちゃう。なんだか子供みたいだけど。
そんな私が、それは違う、こうしろ、あぁしろと強く言われれば
従ってみたくなる。
余計な自由がないのは、それはそれで楽ちんなのだ。
自由すぎた故に、縛られる心地よさを知る事ができたのかもしれない。
なんて贅沢でわがままなんだ。
自由すぎて縛られたくなったなんてさ。ねぇ。

何が書きたいのかわかんなくなってきた；
いつもの事だけど。

そんなわけで、今私は有る意味とても楽。
あっちもこっちも手を出していた頃の様な迷いはなく
あの男の言う事が本当かとか、遊ばれてるのかとか、遊ばれてるのかって言っても私も本気なわけじゃないしとか、淋しいから逢ってるって言ったって、逢ってても淋しいしとか、なんであいつは私を好きだと言うんだろうとか
人生において、大して肥やしにならない悩み事に時間を奪われなくて済むのは、それだけでかなり有り難い。
まぁ、何人もの男の一部分に少しずつ恋するのって、楽しかったけどね。
昔、男は薬（サプリ的な）のようなモノだと言った事があったけど、ちゃんとご飯がおいしければいらないのだ。
ただ、私のご飯は栄養が有りすぎるので、食べ過ぎには注意だな（笑