夢。

2006年11月6日
夢を見た。
元旦那の夢だった。
今度は、元旦那が私を置いてどこかの島へ行ってしまった。
最近の昼間の体験やら見たものの影響を考えて、いろいろ差し引いても、印象に残った部分は
「捨てるより捨てられた方が楽だな」って私が言った事。
現実は、私が元旦那を捨てた(見捨てた)感がすごく強いのかもしれない。
ずっとずっと「ここで別れたら、この人を見捨てる事になる」って思いがどこかにあった。
結局、お互いの一度しか無い人生を考えた時、別れる事を決めたんだけど。
どうして今があるのか、いつも考える。
私のわがままだったのか。
そうじゃない。
繰り返して考えてしまう。

別れる時は、私なりに、ものすごく悩み、迷い、半分は彼の勢いに押され、
決断の時は、目をつぶってエイッて感じで、まさに清水の舞台から飛び降りた気分だった。
あの頃は、元旦那を愛していると思っていたし、一番必要な人だと思っていた。
けれど、何か違う事も感じていた。それを認める事を拒んでいた。
今思えば、十九歳の頃の夢みたいに楽しかった一年間を、
ずっとずっと取り戻したくて、迷走していた。
誰かを愛する時、足りないモノを他人に求めた時点で
愛する事の意味を見失っている事に早く気付くべきだった。
この前、弟たちに彼を会わせた後、弟が「姉ちゃんを大切にしてくれてる感じがする」と父親に言ったらしいけど、
前は、そんな風に言われた事がなかった。
私は愛されてると思っていたし、大切にされていると思っていた。でも、もしかしたら思い込みだったのかもしれない。
元旦那は元旦那なりに、愛しているたのかもしれないけど、今考えればやっぱり何か違った気がする。
元旦那もまた、思い込んでいたのかもしれない。
まだ、親に元旦那の事を悪く言われると、なんだか気分が悪い。
やっぱり情は、消えないのかもしれない。私がお人好しすぎるのかもしれないけど。
戻りたいかと言えば、戻りたくはない。
私が愛した、元旦那との時間は、おそらくあの一年間だけ。
幸せだと思っていた元旦那との時間は、とぎれとぎれで前に繋がってはいなかった。
早く抜け出せていたら、たくさんの男達の少しだけの情を食い荒らして心を削らずにすんだのに。
過ぎた事を言っても仕方ないけど、あんな夢をみたので、ついでにここに書いてみた。
私は、今ここにあるモノを大切にできる。
たくさんの時間を使ってしまったけど、必死に辿ってきた道のりが、巨大な迷路だった事に気づけたからだと思う。
おそらく、まだまだ私は未熟で、これからだって、彼と居ても何かと選択に迷う事はたくさんあるだろう。
けれど、迷っても、進む方向が見えなくなる事はない気がする。
彼の側から離ないで歩いている未来が、ちゃんと見える。

まだ、元旦那の生活を心配する気持ちを、私が残している事自体、元旦那は私の旦那としてはダメなのだ。
きっと、彼が男らしく守れる女性がどこかにいるんだろう。
それは私じゃなかった。
お互い支え合って、その上で男が「俺がこの生活を守っている」って気持ちになれる関係が一番なんじゃないかと思う。
これはあくまで個人的な考えだけど、男が本当に男らしく、女が本当に女らしく生きて行くってそういう事なのかなって思う。

今を信じるしかないな。

良かった。少し落ち着いた。

 

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