帰ってきました。
いろいろしたかったはずなんだけど、結局行ってご飯を食べて寝ただけのような…(汗
全ては私が悪い。
…のか?

泊まったペンションは彼がお仕事でも何度か行っていて、
オーナーのご夫婦とは、昔からの知り合い。
夕飯の時、いろんなお話をして、酒好きの彼を知っているオーナーさんは、彼においしいお酒を勧めてくれた;
夜はいっぱい遊ぼうと思っていたのに、部屋に帰るなり即行ダウン。
仕方ないのでひとりで、お風呂に入ったり寝る支度をした。
少し眠ったらスッキリしたのか、彼が起きてきてお風呂に行った。
安心していたら、テレビを見てお話して、借りたオセロをやったら「早く寝て早く起きよう」とか言ってまたベッドに入ってしまった。ガーン(泣
しかも、その部屋は、ベッドがシングル二つが置かれていて、別々にベッドに入った。
私はとにかく一緒に寝たい人で、家ではセミダブルで一緒に寝ているんだけど、
たまにはひとりで寝たいのかなと思って、泣く泣くそっとしておいてあげた。
やっと眠りに入った頃に、なんだか騒がしくなって目が覚めた。
彼が「いろいろ考えちゃって眠れない」と言って、テレビをつけた。
その頃には、眠気MAXになっていた私はそのまま横になっていた。
すると、ピコピコゲームの音が聞こえた。
見たら私の携帯でゲームをしているらしかった。
最近、彼が私の携帯をチェックしたりするのがすごくストレスになっていた。それは、何もないのに見られてる事がすごく嫌で、だけど、「嫌だ」と言えばきっとまた後ろめたい事があるからだと思われるから我慢しなきゃって、私の中でグルグル不安定な気持ちを作っていた。時々携帯を投げて壊してしまおうかという衝動にかられるくらい、強いモノになってきていた。
そんな事もあって、それからイライラし始めて、今度は私が眠れなくなってしまった。
「眠りたい」と「眠らなきゃ」と「言いようのないイライラ」がグルグルして、2時間くらいが過ぎたかな?
ほんと、一人で考えてるといい事ないよね。
一緒にいて、くっついていれば和らいでいたストレスが、
ひとりにされたような不安で、一気に大きくなって、爆発してしまった。
このストレスを、隠しておく事ができなくて泣いてしまった。
私が泣き始めた事に気付いた彼が、慌てて私の所に来た。
今思えば、かまって欲しかったってのが一番強かった気がするけど;
いつものごとく、泣いてるばかりでハッキリ主張しない私に、
彼は段々イライラしはじめて「ちゃんと話をしろ」と言う。
元々、淋しくなっちゃっただけで、そこから嫌な事を考えて勝手にストレスを増幅しただけの私は、何を話したらいいのかわからない。
でも、何か言わなくちゃと思って、ずっと言えないでいた携帯の事とか、一人で出掛けたくなる事とか、信用されていないのが苦しい事とかをなんとか話した。
それを聞いて彼は、私が言葉にしなかった、もっともっと根本的な私のストレスを理解してくれた。私は、彼のする事がストレスになっているなんて、とても口にできなかったのに。
彼の言った事は、

「お前の事は、もうちゃんと信じている。お前が、自分の欲求を満たそうとする時、それが人を傷つける物でないか、考えるようになった事もわかっている。けれど、人間というのは、それぞれに生まれつき持っているモノがあって、それを心配していろんな制限をかけていた。というのもあるし、自分自身、梨菜なら聞いてくれるだろうという、甘えを持って言ってしまっていた事もあった。お前はそういう小さな事が少しずつストレスになっていたんだろう。自分の甘えが、こんなにお前に重荷になっていると思っていなかった。それは反省する。人間なんて、そんなに綺麗におさまるものじゃない。お前はいつも、綺麗におさめようとして悪いと思うものを隠してしまう。でも、そうやってパニックになる前に、なんでもちゃんと言ってくれないと、俺たちはいずれ上手くいかなくなる。それは理解してくれ。自分はいつも正論をまくし立てて、お前にモノを言わせない所がある。それも反省する。ぶつかったっていいんだから、全部話さなきゃダメだ。」

と言うような事だった。
そして、携帯は持ち歩いてもいいけど、番号を変える事と、
平日、私がどこかへ行きたい時は、軽く報告してくれれば何も言わない事と、メールしたり電話したりする事に関して、うるさく言わない。と言う彼なりの妥協案を提示してくれた。

そして「俺が具合が悪くなったのは、お前がそういう思いを持っていたからだろう。俺の為に言えない事が結局、いろんなバランスを崩してるって事を理解しなきゃダメだ。お前に辛い思いをさせたら俺に罰が当たるように出来てるんだから」と言った。
ホントにそうだったんだ。ごめんなさい。また涙が出ちゃった。

また一段、高かった階段を上る事ができたのかな。
見えない階段は、どこまで続いているんだろう?
なんとかして上って行く事が、生きるって事なんだろうか。

 

コメント

a-y-a
a-y-a
2006年10月1日21:16

 
梨菜さまを深く理解してくれていたのですね^^
理解=愛です^^
素敵な彼様(^0^)良かったぁ^^
 

梨菜
梨菜
2006年10月1日23:25

ありがとうございます(^-^)
私も彼を理解しようとがんばってるんですがなかなか…
愛するって難しいですね

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